投込と基本

投込と基本

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Dobar dan!! 皆さんこんにちは!SHUN(@plassper)です!

 

先週末はシニアカテゴリーのクロアチア選手権があり,何とか2階級で優勝してくれました.

これからヨーロッパ選手権の出場条件を満たすためにはとりあえずスタート切れたかな,というところでしょうか.

 

毎日コツコツと頑張っている選手は少しずつ変わってきています.

やらない選手はもちろん差をつけられたり追い越されたりしてしまいます.

 

他のクラブに所属していて,ナショナルチームでしか練習を見れない選手の内何人かが「こりゃ練習してねーな」って感じの試合で残念な気持ちに...

 

現在のクラブ中心のシステムは変えられないことを前提とすると,もっとコーチ・選手共に意識の改善が必要だと感じました.

もちろん生涯スポーツのような形が続ける人はもっと増えてもいいし,出場者自体ももっと増えるよう働きかけが必要だと思います.(今回は各階級15人前後,女子は10人以下)

 

ただ,ナショナルチームは結果を求められる集団だと思うし,みんなに憧れられる集団であるべきだと思うのです.

 

投込と基本

少し前置きが長くなりましたが今回のタイトル「投込と基本」の話に入ります.

 

ざっくりいうとコーチ・選手のどんな意識を改善するのか?という話です.

 

クロアチアの柔道の練習の特徴として,投込をたくさんやる,ということがあります.

投込はご存知の通り,技をかけて投げる練習です.

 

私はもうすぐクロアチアに来て3年になるのですが,いつも練習中に心の中でつぶやいていることがあります.

「めっちゃ痛そうな投込するな...」

 

投げてるんだから痛いだろ!って思いの方,すごい人の投込はあんま痛くないんです.

 

正確に言うと,「まあ痛いけど余裕で立ち上がれる」です.

 

ちゃんと出来ていればあんまり痛くないはずの投込が痛そう.

要は投込が息上げとか体力トレーニングに分類されてしまっているんですね.

 

この分類は間違ってはないけど合ってはいないというのが私の考えです.

 

なぜかというと投込は難しいから.他の要素と組み合わせるには習熟してないとトレーニングとして成立しないと考えています.

 

投込は基本じゃね?

日本では打込(技に入るだけの練習,投げない)とともに基本練習にされていると思いますが私はけっこう難しい練習と捉えています.

 

だって,,,自分と同じ体重又はそれ以上の人間をひょいって一回転させるんですよ?やばくね?

 

いきなり一流選手が試合でやってること真似たくなったりするもんなんですけど,なかなかできないものです.

 

私が現役の頃,特に中高生の頃はとにかく繰り返し打込,それができたら持ち上げて空中で相手をコントロールする打込,他にもいろいろ,とにかく打込.

あとは高く上げたボールをふわっとキャッチする練習,逆立ちで道場一周,3-4m上空からマットに飛ぶ,人間知恵の輪みたいな一見柔道とは関係なさそうな練習もよくやってました(笑)

 

つまり,いきなり投込しちゃうけどもっと簡単な練習いっぱいあるよ!と言いたいわけです.

 

基本って何?

じゃあ基本って何なの?って話ですが,ここで私が定義している基本とは,体捌きとか背負投とか内股とかではありません.

 

歩く時は右足の次は左足,肘の伸展屈曲の方向,てこの原理といった人はこうやって動くよー,こうやったら楽に投げれるよーというような根拠となる知識です.

 

その延長線上に背負投や内股など複雑な動きの技があって綺麗に投げるにつながるのですが,「痛そうな投込」には基本となる知識がすっかり抜け落ちてしまっている気がしてならんのです.

 

クロアチア人の運動能力でこれらの基本を理解していないとは思えないのですが,現状は技を真似することで精いっぱいといったところでしょうか.だから試合になると巻き込んで押し込み,力で応酬だ!の連続になってしまうんだと思います.

 

 

さあ,話がややこしくなりましたがまとめると,

ナショナルチームが結果を求められるレベルの高い集団になるために,

コーチ・選手共に意識を改善しなければならない.

 

その意識とは,「見た目華やかな技術をまねるのも大事だけど,基本を念頭に置こう」

 

そしてその基本とは「人の動き方,てこの原理など」

 

そうすれば投込ももっと効果的な練習になるし,全体のレベルアップにもつながるはずです.地味なことは避けがちですがめげずに丁寧に啓蒙していきたいと思います.

 

久々に柔道に関する記事でした.

 

それではまた!

Vidimo se!!

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