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こんにちは!日本への帰国を数日後に控え,クロアチア人側からいろんな要望や質問が飛んできて大人気(こき使われてる)なSHUN(@plassperです!

日本には合宿で帰国するのですが,数件ミーティングの予定も入っています.

そして,今週末(2018/11/23-25)は日本で行われる唯一の国際大会こと,グランドスラム大阪大会が開催されます!!

グランドスラムとは,国際柔道連盟が主催している大会ですね.年に十数回,オリンピックの出場用件にも絡んでくる重要な大会です!

日本で開催されるということもあり,日本からは各階級4名+世界各国から強豪選手が集結します!!

実はなかなか豪華な大会が週末に開催されます.

てなわけで,今回の記事のテーマはこちら!!!

グランドスラム大阪(東京)大会と講道館杯を超メジャー大会にするには何をするべきか.

前回のグランプリでは,個人的注目選手の紹介,UAEにてイスラエル国歌斉唱のニュースについて紹介しました.

今回は日本の柔道大会の集客について考えていきたいと思います.

柔道大会は他のイベントとここが違う

柔道大会の集客について考えるにあたって,私が中学生くらいの年代からずっと不満に思っていたことがいくつかあるので紹介します.

「野球やサッカーは全校応援があるのになんで柔道はないのか」

「ボクシング,プロレス,相撲,総合格闘技は会場をいっぱいにするのに,なぜ柔道はそうならないのか.しかも柔道関係者しかいないのか」

「武道館ライブは満員御礼なのに,全日本選手権が満員にならないのはなぜか」

だいたいこの3つですが,プロリーグのあるメジャースポーツと,他の格闘技と,他業種と比べて,柔道は人が集まらないなーと常々感じてきました.

柔道は武道だからそんな必要はないと言われればそれまでですが...

もし集客の必要がないのであれば,大きな会場でやる必要はないし,毎日稽古している道場で大会を開催して,日ごろの稽古の成果を発揮すればいいのです.

しかし,私はそうは思いません.

普及の観点から見ても,たくさんの方々に大会を観覧してもらうことは大事だと考えています.

そして,2020年東京オリンピック後にスポーツ関連予算が減った時,自らお金を稼ぐ,競技人口を増やす施策ができなければ柔道はどんどん衰退していってしまうのではないでしょうか...

お金を稼ぐことが悪なのではありません.お金を稼ぐことを目的にすることが良くないと私は考えています.

少し話が逸れましたが,こういった思いから,今回のテーマである

グランドスラム大阪(東京)大会と講道館杯を超メジャー大会にするには何をするべきか.

につながっていきます.

講道館杯とは?

柔道大会を見たことのない人のために講道館杯について解説します.

本大会の正式名称は,講道館杯全日本柔道体重別選手権大会といいます.

体重別で日本一を決める大会です.近年は毎年千葉ポートアリーナで開催されています.

それに加えて,今週末に開催されるグランドスラム大阪を含む国際大会の選考も本大会より行われます.

なんとなく重要な大会な雰囲気は伝わったでしょうか?

(おそらく?)講道館杯のハイレベル感が伝わったところで,個人的に講道館杯のグッドなところと微妙なところを羅列していきたいと思います.

グッドなところ

・外国人にもKodokan kupとして知られている.みんな結果を気にしています.

・千葉開催,東京から近い(東京駅から40分)

・オリンピアンも普通に出る,しかもそれに勝つ若者とか出てくる

・世界選手権より厳しい国内予選みたいなキャッチフレーズ

微妙なところ

・7面開催でどの試合場に注目すればいいのかわかりにくい

・入場の仕方

・宣伝方法

まあこんなところでしょうか.

どうでしょうか?大会としてのパンチ力ありませんか?

ここからは集客のために宣伝方法の改善をメインに考えていきます.

柔道の宣伝をアップデート!!!

改善案はざっくりですがこの3つになると考えました.

①講道館杯とグランドスラム大阪をセットで宣伝

②SNSの活用

③取材されるようなネタ作り

それぞれ解説していくと,,,

①講道館杯とグランドスラム大阪をセットで宣伝

ようやく登場したグランドスラム大阪,私が考える宣伝では2大会をセットで宣伝します.

花火・海(8-9月)→ハロウィン(10月)→柔道(11月)→クリスマス(12月)→正月(1月)

こんな感じになるまでに浸透してくれるのが理想です(笑)

偶然にも両大会とも11月に開催されます!!!

どの広告も両大会が世界トップレベルの大会であること,そして講道館杯がグランドスラム大阪につながることを意識した宣伝にしたいですね.

ハロウィンとクリスマスの間の空白を埋めるべくバンバン宣伝していきたいです.

各選手のストーリー,日本vsそれ以外全世界の構図の意識も大事です..

フライヤーや両大会当日の演出や工夫も重要ですね.

この辺はフェンシングの試みが参考になります!

こういった事柄をどう宣伝するのか.それは②で...

②SNSの活用

テレビ&紙媒体で宣伝するのはもちろんなんですが,ここではSNSの活用をメインに考えていきたいと思います.

具体的にはTwitter Instagramです.

一つ目,Twitterでやりたいのはストーリー,理念の発信,そして対話です.

内部の担当の方がいて,柔道界の取り組みや思いを発信したり,質問に答えたりできるといいですね!

二つ目,Instagramでは写真や動画を使って柔道の魅力を存分に伝えましょう.

すでに国際柔道連盟が予告映像としてこんなの作ってますが,もっとこういった宣伝が増えてもいいと思います.阿波踊りなのが気になりますが,かっこいい...

SNSは拡散されるスピードも速いですし.

「こんな大会が開催されます!ぜひ足を運んでください!」で会場に来てくれるのは柔道関係者だけです.

柔道を普段見ない方々に興味を持ってもらい,行動に移してもらうためには,柔道を応援してもらわなければなりません.

柔道会場に遊びに行くという感覚が必要とされます.

柔道関係者以外から興味をもってもらうためにも取材されるネタ作りは重要であると考えています.ということで

③取材されるようなネタ作り

一日で忘れられるようなくだらないもので構わないので,柔道と関係ないところに絡めたネタを打ち出します.

芸能人のこんなニュース見てなんになるんだってやつですね.とにかく露出を増やします.

茶道や習字で集中力を高めてるとか,365日毎日海水浴健康法とか,減量のうまいやり方とか,小さい頃〇〇だったとか,なんでもいいんです.(これは適当すぎですね笑)

連盟が〇〇を始めた,とかでも.

うまく世間を引き付けられる起爆剤を打ちましょう!

これらをやったからすぐ人が集まるなんて簡単な話ではないので,コツコツ積み上げていくことが一番大事ですね.

個人的に考えたことをまとめてきましたが,とにかくグランドスラム大阪をめちゃくちゃ楽しみにしています!

それではまた!

Vidimo se!!

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