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ヨーロッパで柔道指導を始めていくつか気づいたことがあります。(ハンガリーで柔道指導の真っ最中)
・指導者は上から圧力を掛けて指導するのではなく選手と同じ土俵で選手の気持ちを優先しながら教える
・教える側は「なぜ?、どうして?」と選手から聞かれる事を前提に教える。聞かれても答えれる準備をする
・尊重=指導者の全ての指示に従う訳ではない
・日本と比べてチームワークは未熟。各々が個々「個人」を中心に考えて行動する為、時間を守るといった団体行動は出来ない傾向がある。 加えて選手がチームをまとめる 【主将】的な立ち位置が存在しない
・柔道=教育ではなく柔道=スポーツとして捉えておりそこに精神修行や教育理念があるのを把握しない
・僕が日本で柔道を学んだ際に教わった【ルールや常識】は彼らの【常識】ではない。彼らの中には彼らが考える【ルールや常識】が存在し、それを受け入れた上で指導をしないと良い師弟関係は育めない
・お互い気を遣いながらも意見は遠慮せずに言う。良い所は良い、悪い所は悪いと言える関係性が好ましい
・道場に来てる選手は皆、目的が違う為「平等」に接する 「平等」とは全員に同じメニュー、同じ接し方をするのではなく個々に合わせたメニューや接し方を心掛けるべし。
・選手は教えられた技術やメニューに対して意味や生産性を感じなくなった途端にヤル気が無くなる。
・日本の指導者と選手の関係性程しっかりと線引きはされてないものの、海外は良い意味コーチと選手の距離が近く、この関係性を如何に柔軟に対応しながら築き上げる事が鍵
・国によって伝統的な練習法や柔道スタイルが存在する
・日本の柔道の技術や精神を全て押し付けてしまうと選手が息苦しく感じる
今回は箇条書きの形式でまとめました。機会があればさらに詳しく議論できる場も作れたらいいなと思います.
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